2008年10月26日

金板(かなばん)

土台から25センチほどの靴型が伸びている。
写真のこれが金板ですにっこり
靴の修理の時はほぼ毎回この金板を使いますハイヒール
金板(かなばん)

金板(かなばん)
靴型は鉄製です。やはりもう50年以上使っていますしずく 金板(かなばん)
土台は木製で、頑丈な造りです。こうして見ると年季入ってますねピッピ重さは7、8キロぐらいあります
金板(かなばん)
写真のように靴型に靴を被せ、カカトを叩く時、ポンドを塗る時など色々と使います


以前、二代目が学校で修理の実演を頼まれた時も、物産展などで修理の実演をした時も、なにはともあれ、この金板とハンマーだけは持って行きました。
金板は靴の修理には無くてはならないものなのですチョキ

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Posted by わらじ at 22:46│Comments(3)工具類の話
この記事へのコメント

「職人さんの道具」って感じですね。
いったい何足の靴達がこの金板のお世話になったのかと
考えると、靴物語ができるかもしれませんね。
Posted by 餅屋4代目 at 2008年10月27日 00:31

どんな道具にもちゃんと名前が付いてるんですね。
全国チェーンの靴修理屋さんでも、食いついて修理の様子を見ていますが、あのお店にあるのとは比べものにならない、味わい深い金板ですね。これからも大切に〜♪

職人萌えのわたしには、このブログが今年一番の癒しブログになっております。

次はハンマーのお話を。
Posted by 熊本県商工政策課 at 2008年10月27日 13:30

餅屋四代目さん、書き込みありがとうございます
熊本のブログ講習や、オフの会の時の話などとても役に立ってます(^^)
工具等を通じて靴物語が紡いでいけるよう頑張ります。
商工政策課さん(きっと西本さんだろう(^^;))、こんなブログでも癒しにしてもらえるとは、ありがたい事ですm(_ _)m
今後も色んな道具の事を書いていこうと思いますー。
Posted by わらじ at 2008年10月28日 11:12
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