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2008年12月23日

踵の中芯を替える

12/14のブログで、
うちの叔母が連れて来たお友達が
ダンボール一杯修理靴を持って来られた、
と書きましたが
その時載せた写真の靴が修理出来ましたので
その様子をお見せします


この靴は踵も踏んで履いておられたようで
踵に入っている中芯が曲がってしまっています
まずその中芯を取替える為に

ドライバーなどでヒールを外し


踵部分をばらし、中芯を取り出します


左が新しい皮の中芯、右のが今まで踵に入っていた、曲がった中芯

磐石ボンドを塗った中芯を入れていき、靴を型に入れ

甲吊りと言う工具で、踵の部分の皺をとり
形を整え釘でとめていきます

上が中芯が入ってない状態、
下が新しい中芯を入れ形を整えた状態です

磐石ボンドが乾くまで、そのまま一日置き


仮留めの長い釘をはずし、短い釘を打ち

ヒールを取りつければ
(今回はリフトも替えました)


出来上がり

型崩れが無く
別の靴のようになりました☆

皮靴にとって踵の部分は、とても大切な所です
踵は踏まないようにしてお履下さい(^^)

その他、靴の修理についてございましたら
是非ご相談下さい(^^)